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Googleの口コミを増やす5つの方法|評価アップにつながる口コミ対策

2020/10/26
向井 重文
  • ローカルSEO
Googleの口コミを増やす5つの方法|評価アップにつながる口コミ対策

公開日: / 最終更新日:

ローカル店舗の運営者やマーケティング担当者にとって、Googleマップをはじめとする地図検索からの集客を実現するMEO対策は、いまや欠かせない施策です。なかでもお客様からの口コミを増やし、Google検索やGoogleマップ上での評価を高めることは、検索順位と来店判断の両面に関わる重要なMEO戦略です。


口コミを自然に増やすための実務ポイント

Googleの口コミを増やすには、サービス体験後の自然な依頼を起点に、投稿しやすい導線を整えることが大切です。対面での声かけ、QRコード、SMS・メール、店内POP、アンケートを組み合わせることで、口コミ投稿のきっかけを日常業務のなかに組み込めます。

具体的な方法は、次の5つです。

  1. サービス体験後に対面で直接お願いする(依頼のタイミング)
  2. QRコードで投稿までの導線を短くする(オンライン投稿導線)
  3. SMS・メールで依頼する(非対面のフォロー)
  4. チラシ・POPで依頼していることを店内に告知する(きっかけづくり)
  5. アンケート×AIで文章案を作り「書く手間」を減らす(キキコミの活用)

一方で、特典と引き換えに投稿を依頼したり、満足度の高い回答をしたユーザーだけを選別して口コミ投稿へ誘導したりする集め方は、Googleのポリシーに違反します。口コミは短期的に数を増やすものではなく、信頼を積み上げるための顧客接点として運用することが重要です。

この記事では、口コミが重要な理由から5つの増やし方、やってはいけない集め方、星評価を上げる目安までを解説します。

口コミとは?MEOで重要な理由

「口コミ」とは、一般には評判が口伝えに広まることを指しますが、この記事では実際の利用者が体験に基づいて投稿するメッセージ(オンライン上の口コミ)に焦点を当てます。

対象は、店舗の商品やサービス、接客対応に関する印象や感想(良い点・改善点の両方)で、掲載先は公式サイト、Googleマップ、各種ポータル・口コミサイト、SNSなど多岐にわたります。こうしたプラットフォーム上の口コミは、認知度・人気度・信頼度を高める重要な情報資産です。

とくに「Googleの口コミ対策」を考えるうえでは、好意的で具体性のある良質な口コミをどう自然に集めるかが鍵となります。加えて、検索体験そのものがAIで要約・整理される方向へ進み、星や件数だけでなく本文の質や一貫性、返信の姿勢までが可視化されやすくなっています。

口コミはローカル検索ランキングの評価要因

ローカルSEOの各種調査でも、レビュー(口コミ)はローカル検索の主要シグナルとして扱われています。なかでもローカルパック(地図検索結果)/ローカルファインダーのランキング要因では、口コミは2番目に重要な要素として位置づけられています。

ローカルパック/ローカルファインダーのランキング要因。口コミはローカル検索で2番目に重要な要因(Whitespark 2026・訳:Gyro-n)
ローカルパック/ローカルファインダーのランキング要因。口コミはローカル検索で2番目に重要な要因(Whitespark 2026・訳:Gyro-n)

過去データを見ても、ランキングに占める口コミの影響度は年々高まっています。また、「新鮮さ(直近で投稿された口コミがあるか)」の重要性も増しています。口コミは客観的な第三者評価であると同時に、店舗オーナーが提供する情報以外の重要なビジネス情報として、検索エンジンに認識されていることを意味します。

MEO対策で口コミが与える影響

2026年3月、GoogleはGeminiを基盤とした会話型アシスタント「Ask Maps」を発表しました。ユーザーの複雑な質問に対し、Googleビジネスプロフィールの情報や口コミを含む情報を分析して店舗を提案する仕組みです。2026年6月には、日本にも導入されました。

AIが口コミを情報源の一つとして分析し、店舗を選ぶ時代が始まっています。つまり、AIに参照される口コミを日常的に積み上げることが、これからのローカル集客の土台になります。では、口コミはMEOやローカルSEOのランキングにどう影響するのでしょうか。

MEO/ローカルSEOで重要な評価ポイントは、次の3つです。

  • クエリとの関連性(Relevance)
  • 店舗との距離(Distance)
  • 知名度(Prominence)

口コミは、とくに「クエリとの関連性」と「知名度」に大きく影響します。

クエリとの関連性による検索結果への影響

Googleビジネスプロフィールに投稿された口コミは、検索キーワードに関連する情報として検索結果に引用表示されます。

口コミの内容が検索キーワードの関連情報として検索結果に表示されている例

とくに掛け合わせワードやテールワードではその傾向が顕著で、口コミ本文のフレーズが結果画面に抜粋されやすく、クリック率の向上にもつながります。つまり、具体的なキーワードを含む口コミは、関連性を高める検索評価の資産になります。

知名度による検索結果への影響

Googleの公式ヘルプでは、「知名度」と記載されています。英語では「Prominence」と表現され、ビジネスがどれだけ広く知られているか、Web上でどれだけ言及・参照されているかを示す考え方です。

口コミの数が多く評価も高い店舗は、多くの利用者に選ばれている店舗として認識されやすくなります。そのため、日々の接客や運用のなかで、自然に口コミが増える仕組みを持つことが重要です。

実際にGoogleは、口コミや星評価がローカル検索のランキングに関係することを公式に明記しています。

知名度とは、ビジネスがどれだけ広く知られているかを示します。知名度の高い場所は、検索結果に表示される可能性が高くなります。この要素は、ビジネスにリンクしているウェブサイトの数やレビューの数などの情報に基づいて決定されます。クチコミ数が多く評価の高いビジネスは、ランキングが高くなります。

口コミがコンスタントに投稿されている店舗の口コミ推移グラフ(Gyro-n MEO)

Gyro-n MEOでは、店舗の日々の口コミ数の推移をグラフ化し、獲得状況を一目で把握できます。増減の波を可視化しておくと、依頼タイミングや店頭導線など次の手を打ちやすくなります。口コミ運用では、次の4つを継続的に見ていくことが基本の指標です。

  • 月間の新規口コミ数(増加のペースを保てているか)
  • 口コミの新鮮さ(直近の投稿が途切れていないか)
  • 返信率(寄せられた声にどれだけ応えているか)
  • 星評価の分布(低評価に偏っていないかのバランス)

口コミの増加は店舗の詳細情報の充実につながる

口コミに含まれる情報は、詳細な店舗情報としても扱われます。依頼の際は写真の投稿もあわせてお願いすると、より価値の高い情報として蓄積され、結果的に検索評価の資産になります。

飲食店カテゴリでは、写真や口コミの情報を人気メニューとして活用

Googleの口コミを増やすメリット

Googleで口コミを獲得すると、店舗は信頼・集客・検索評価の3つの面でメリットを得られます。

店舗の信頼性の向上

Googleマップ上で口コミが豊富な店舗は、人気がある・満足度が高いという印象を与えます。多くのユーザーが来店や購入の前に口コミを確認しており、口コミの有無や中身が意思決定の後押しになっています。

集客力の向上

満足度の高い口コミが多い店舗は、比較検討の場面で選ばれやすくなります。量も大切ですが、具体的で中身のある質の高い口コミを集めることがより重要です。検索結果での抜粋表示やクリック率にも良い影響が出やすく、来店アクションにつながります。

顧客とのコミュニケーションと検索評価の強化

Googleの口コミにはオーナーが返信できます。丁寧な返信を続けると対話が生まれ、リピーターの獲得につながります。Google公式も「返信は、フィードバックを重視していることの表明であり、ビジネスの注目度向上に役立つ」と明言しています。

さらに、口コミ数が多く評価の高い店舗は知名度の高い人気店として評価され、ローカル検索のランキングにも影響します。信頼・集客・検索評価の総合的なメリットが大きい取り組みであり、数と質の両面を継続的に高めることがMEOの基盤を強化します。

口コミを増やす前に知っておきたい注意点

口コミを増やす取り組みには、低評価や事実と異なる投稿が書き込まれるリスクもあります。店舗運営を続けている以上、すべての利用者に同じ満足度を提供することは難しく、不満を感じた人ほど口コミを書きやすい傾向もあります。

ただし、低評価のなかにはサービス改善につながる指摘も含まれます。感情的に反応するのではなく、事実確認を行い、必要に応じて改善や丁寧な返信につなげることが重要です。

だからこそ、良質な口コミを自然に増やす仕組みが欠かせません。投稿しやすい導線を整え、満足したお客様の声も継続的に集めることで、一部の低評価だけに印象が偏りにくくなります。

Googleの口コミを増やす5つの方法

ここからは、実際に口コミを増やす具体的な方法を紹介します。まず全体像を、手軽さ・効果・コストの目安で整理します。

方法1:サービス体験後に対面で直接お願いする

口コミを増やす基本は、サービスを利用した直後の、記憶が鮮明なうちに、対面で直接お願いすることです。業種によって状況は異なりますが、口コミは自然発生を待つだけではなかなか増えません。まず押さえたいのは「いつ・誰が声をかけるか」という依頼のタイミングです(来店後の非対面フォローは方法3で扱います)。

  • 会計時に「もしよろしければGoogleに口コミをお願いします」と声をかける
  • 接客の締めくくりに、体験の感想を一言うかがう流れをつくる
  • スタッフが日常的に口コミ依頼をアピールする習慣をつくる

はじめは時間がかかっても、一定数の口コミが入ると、それを見て来店したお客様がまた書いてくれるという良い循環が生まれていきます。

方法2:QRコードで投稿までの導線を最短化する

依頼を受けたお客様がその場ですぐ投稿できるオンライン導線を用意することが重要です。方法4のPOPが「依頼していることを知らせるきっかけ」だとすれば、QRコードは「思い立った瞬間に投稿画面へ運ぶ最短ルート」の役割を担います。Googleビジネスプロフィールの口コミ投稿用URLをQRコード化し、店頭やレシートに掲示するのが有効です。

投稿用URLとQRコードは、Googleビジネスプロフィール管理画面の「クチコミを増やす」から確認できます。

Googleビジネスプロフィール「クチコミを増やす」

方法3:SMS・メールでフォローして依頼する

顧客の電話番号を取得している場合、SMSによる依頼は開封率が高く、来店直後に届く依頼は反応率も高いのが特徴です。実際に足を運んだ店舗の記憶は鮮明なため、書いてもらえる確率が高まります。

Gyro-n Reviewは1通0円〜で、スマホから簡単にSMSを送信できます。一括送信・予約送信にも対応し、依頼のタイミングを逃しません。

方法4:チラシ・POPで依頼を店内に告知する

店内の目に触れやすい場所(レジ周り・テーブル・出入口・トイレなど)に、口コミ依頼のPOPやフライヤーを設置するのも効果的です。声かけ(方法1)が届かなかったお客様にも「口コミを募集している」と気づいてもらう、オフラインのきっかけづくりの役割です(実際の投稿はQR=方法2につなぎます)。Gyro-n Reviewでは業種別のフライヤーテンプレートを用意しており、PowerPoint形式で自由に編集できます。

店頭掲載用・口コミ依頼フライヤー・POP サンプル

方法5:アンケート×AIで文章案を作成し「書く手間」を減らす(キキコミ:特許取得)

口コミ投稿の最大のハードルは「何を書けばいいかわからない」という心理です。Gyro-nの調査(600名アンケート)でも、口コミを書かなかった理由として「文章を書くのが苦手・面倒」「書く内容が思い浮かばない」が多く挙がり、あわせて約7割を占めました。

この「書く手間」を仕組みで減らすのが、アンケート×AIで口コミ文章案を自動生成する「キキコミです。漠然と「口コミを書いてください」と伝えるのではなく、体験を思い出せる質問に答えてもらい、その回答をもとにAIが自然な文章案を組み立てます。

クチコミを書かなかった理由のアンケート結果(Gyro-n調べ/2023年秋・600名)
  • 利用者はアンケートに回答するだけ
  • AIが本人の感想を汲み取り、自然な口コミ文章案を自動作成
  • ユーザーは修正・確認してそのまま投稿できる
  • 店舗は質の高い具体的な口コミを継続的に蓄積できる

キキコミは、景品表示法(ステマ規制)に準拠した設計で開発されています。安全性を最優先課題とし、Googleガイドラインや景品表示法、医療広告ガイドラインなどに配慮して設計された技術が、特許第7773815号として登録されています。特典で誘導するのではなく、本人の体験を正しく引き出すため、真正性と健全性を両立できる点が特徴です。

【特許取得】アンケート×AIで手軽に良質なクチコミを集める「キキコミ」

【特許取得】アンケート×AIで手軽に良質なクチコミを集める「キキコミ」

クチコミ投稿で大きな壁になるのが、文章を「考えて」「書く」手間です。キキコミは、来店後のアンケート回答をもとに、本人の意向を汲み取ったクチコミ文章案を提示し、自然な投稿をサポートします。特許技術を活用した仕組みにより、店舗側も安心してクチコミ獲得に取り組めます。

口コミを安全に増やすために。やってはいけない集め方

口コミを増やす取り組みで最初に押さえたいのが、やってはいけない集め方です。Googleは検索ユーザーへ公平な情報を届けるため、Googleマップの口コミポリシーで次の行為を明確に禁じています。

  • 自作自演:店舗を利用していない関係者などによる投稿
  • 金銭・特典との引き換え:割引や景品と交換に口コミを依頼する行為
  • レビューゲーティング:事前アンケートで満足した人だけを口コミへ誘導し、不満のある人には誘導しない選別
  • 星5の強要:高評価を条件づけたり、誘導したりする依頼

現在のポリシーでは、これらに加えて、その場での記入を強要する依頼や、スタッフを名指しした特定内容の依頼も制限の対象とされています。

ペナルティの実際:消費者アラートの公開表示

違反が検知されると、Googleは制限を適用する前にオーナーへメールで通知したうえで、

  1. 新規の口コミ・評価を一定期間受け付けない
  2. 既存の口コミ・評価を一定期間非公開にする
  3. 偽の口コミを削除した旨を知らせる警告(消費者アラート)をプロフィールに表示する

といった制限を科すことがあります。

とくに消費者アラートの警告表示は、Googleマップを訪れたすべてのユーザーの目に触れます。

Googleマップの消費者アラート表示例
消費者アラートの表示例

これら消費者アラートを含むペナルティは、順位や集客を失うだけでなく、「不正が見つかった店」という印象が公開の場で伝わり、ブランドの信頼そのものを損なう点が最大のリスクです。だからこそ、透明性のある正しい方法で積み上げることが、遠回りに見えても信頼と評価を守る堅実なやり方だといえます。

レビューゲーティングという手法の危険性や具体的な事例は、次の記事で詳しく解説しています。

関連記事:レビューゲーティングの危険性と具体的な事例

景品表示法(ステマ規制)の観点で注意すべき施策は、次の記事にまとめています。

関連記事:ステマ規制で違反となる口コミ施策とは?貴社の施策は大丈夫?

星評価の重要性とGoogle評価を上げる目安

星評価は、利用者が店舗のおすすめ度を5段階で示す指標です。一般に「3」は中立とされますが、評価数(サンプル数)が少ないと数値が偏りやすく、信頼性も下がります。まずは一定数の評価数を集めることが前提となります。

平均点だけでなく、星評価の分布も見られる

平均値が同じでも、星の分布によって店舗の印象は変わります。たとえば同じ「3.3」でも、★1と★5に大きく割れている店舗より、★3〜4が中心で低評価が少ない店舗のほうが、安心して選びやすいと受け取られます。

同じ3.3の評価でも星評価の分散度が異なる例

口コミ件数の目安は競合店舗と比較して考える

口コミは多いほどよいと考えがちですが、50件、100件といった一律の目標を置くよりも、同じ商圏・同じ業態の競合店舗と比較して考えることが重要です。

たとえば、近隣の競合店舗が平均して300件前後の口コミを獲得している場合、自店舗だけが数十件にとどまっていると、比較検討の場面で見劣りする可能性があります。この場合は、数百件規模を中長期の目標として設計する必要があります。

口コミは短期間で集めすぎず、継続的に増やす

ただし、短期間で口コミを一気に増やす施策には注意が必要です。不自然なレビューの急増は、評価操作のシグナルとして検知されるリスクがあり、キャンペーンで一気に口コミを集めようとする施策が、かえって逆効果になりかねませんので注意が必要です。

大切なのは、自然なペースで継続的に評価が積み重なっていく状態をつくることです。直近でも新しい口コミが入り続けているかという「口コミの鮮度」も、店舗の信頼感を判断する材料になります。

Google評価を上げると行動はどう変わるか

星評価は高いほど理想的ですが、実務では「どの水準を超えるとユーザーの行動が変わるのか」を知っておくことが役立ちます。ここではドイツの調査企業Uberallのレポート「The Reputation Management Revolution」を一つの目安として紹介します。数値は単一の調査に基づく目安として捉えてください。

同レポートでは、星評価が4.3から4.4へ上がるあたりでコンバージョン率(電話・経路検索・サイト遷移などの行動率)が伸びやすくなるとされています。一方、3.6以下は不安要素と見られがちで、3.7を超えると「信頼できる最低限の水準」として受け止められやすくなるとも報告されています。

星評価によるコンバージョン率の変化(出典:Uberall)
星評価によるコンバージョン率と1年間の成長率の変化(出典:Uberall)

ひとつの目安としては、まず星評価3.7以上を確保し、さらに4.3〜4.4を目指すことが集客の伸びにつながると考えられます。高評価が多いことに加え、低評価が少ないという安定感も、信頼に直結します。

口コミ返信の重要性と効果

Googleビジネスプロフィールでは、オーナーが口コミに返信できます。評価の高低にかかわらず、できる限りすべての口コミに返信することが望ましい対応です。

高評価にだけ返信し、低評価を放置すると「都合の悪い声を無視している」という印象を与え、かえってブランドイメージを損なうおそれがあります。リソースが限られていても、最低限ネガティブな口コミには返信し、誤った評価が独り歩きしないようリスク管理を行うことが欠かせません。

口コミへの返信はリピーター創出につながる

口コミに返信すると投稿者に通知が届きます。そのため「店舗から大切にされている」という実感が生まれ、エンゲージメント(好意や愛着)の向上につながります。とくに高評価をくれたユーザーは元々好印象を持っているため、返信が後押しとなってリピーターになる可能性が高まります。

さらなるサービスの紹介とPRの機会

口コミ返信は投稿者だけでなく、閲覧している潜在顧客にも届きます。同じ属性のお客様に向けて追加情報を伝えたり、店舗の強みを紹介したりする絶好の機会になります。

例:「美味しかったけど、連れていった小学生の娘が食べられるものが少なかったのが残念。」

返信例:「ご来店ありがとうございました。お酒に合わせやすい大人向けのお料理が多いですが、だし巻き卵やチヂミ、海鮮焼きなどはお子様連れのお客様にもご好評いただいております。ソフトドリンクや食後のアイスなども種類が豊富です。次回はぜひお試しください。」

一部サービスが合わなかった意見に別の選択肢を提案することで、投稿者だけでなく同じ悩みを持つ読者にもアピールできます。なお、返信内容そのものが検索評価に直接影響するわけではありませんが、「顧客の声を大切にしている」シグナルとしてGoogleに認識され、運用の活発さを示す効果があります。

口コミしやすい環境が、さらなる増加につながる

丁寧な返信は、他のユーザーが口コミを投稿しやすい環境をつくります。その結果、投稿をためらっていたユーザーの後押しにもなります。口コミを見て来店した人がまた書くという好循環が生まれ、自然と投稿数が増えていきます。

口コミへの返信はアクション率の改善につながる

口コミ返信が集客やアクションに関係することを示すデータもあります。先ほどのUberallのレポートによると、返信率が10%前後ではアクション率(電話・サイトアクセス・経路検索など)は約3%に留まりますが、返信率が30%になると5〜6%まで上昇するとされています。

口コミ返信率によるコンバージョン率の変化(出典:Uberall)

つまり、口コミへの返信は信頼を高め、心理的ハードルを下げ、来店や利用の確率を高めるという実効性を持っています。

定型文の返信は逆効果になる

口コミ返信の重要性が高まる一方で、内容を読まずに定型文を返すだけの運用は、かえって逆効果になることがあります。

利用者は、自分の投稿にきちんと向き合って返信されているかを見ています。「どの口コミにも同じ文章を返している」と受け取られると、返信しているにもかかわらず、店舗への印象を下げてしまう可能性があります。

また近年は、口コミへの返信文についても審査が入り、内容によっては表示されないケースがあると報告されています。短く返すことや、すべての口コミに返信すること自体が目的ではありません。投稿内容を理解し、利用者の声に対して誠実に応えることが重要です。

AIを活用した返信支援

とはいえ、すべての口コミに対して、内容を読み込み、適切な返信文を作成するには大きな負担がかかります。多店舗運営では、返信品質のばらつきや担当者ごとの表現差も課題になります。

そこで役立つのがGyro-nのAIクチコミ返信アシスト機能です。

  • 口コミ内容を理解し、投稿に合わせた返信案を自動生成
  • ネガティブな口コミにも、文脈を踏まえた返信案を提案
  • 定型文ではなく、店舗やブランドのトーンに合わせた返信運用を支援
  • 自動返信ではなく、人間が最終確認してから返信できる安心設計

とくに医療機関など、法規制に配慮が必要な分野では、医療広告ガイドライン対応モードを活用することで、薬機法やステマ規制に配慮した返信運用を支援できます。

AIクチコミ返信でMEOを強化 | 多言語・医療広告ガイドライン対応

AIクチコミ返信でMEOを強化 | 多言語・医療広告ガイドライン対応

クチコミ返信アシストは、AIが口コミ内容に合わせた返信案を生成。 口コミ返信の負荷を軽減しながら、利用者との丁寧な対話をアシスト。 信頼感とブランド力を高めます。

低評価・ネガティブな口コミへの対応

どれだけ丁寧に運営しても、一定数の低評価や事実と異なる書き込みは避けられません。利用者は良い体験より不満を感じたときに書きやすい傾向があるためです。だからこそ、良質な口コミを計画的に増やし、ポジティブな声の割合を高めておくことで、低評価の影響を相対的に小さくできます

低評価が投稿されたら、まず内容を確認し、改善のヒントとして受け止めます。そのうえで必ずオーナーから返信し、誠実に対応することが大切です。ネガティブな声への真摯な対応は、当事者だけでなく、口コミを読む他の利用者にも「顧客と向き合う店」という印象を与えます。

事実無根の投稿やポリシー違反にあたる口コミは、削除・違反報告の対象になる場合があります。

関連記事:悪い口コミや低評価など否定的な口コミの対応方法

関連記事:Googleの口コミを削除、違反報告する方法

業種別の口コミの増やし方

口コミ集めの実務は、業種によって適した導線やタイミングが変わります。自店の業種に近い解説もあわせてご覧ください。なお、医療機関など一部の業種では、口コミの収集や掲載にあたり医療広告ガイドラインなどの法規制への配慮が必要です(詳細は各業種ページで解説しています)。

まとめ|AI時代の口コミ資産化

口コミは、MEO対策において最も効果的な施策の一つです。検索ランキングを高めるだけでなく、ユーザーの来店意欲を高め、最終的な集客の意思決定に大きく影響します。最初はなかなか増えなくても、日々の運営のなかで地道に集め続けることで、口コミは店舗ブランドの価値を高める長期的な資産として積み重なっていきます。

先に触れたAsk Mapsのように、これからのAI時代にはGoogleマップやAI検索が口コミを含む情報を分析・要約してユーザーに提示する場面が広がっています。偏った評価や不正確な情報がそのまま要約されるリスクもあるため、正しい方法で正当な口コミを集めることが、これまで以上に重要になっています。

もし「口コミの集め方に悩んでいる」「対策をしているのに結果につながらない」といった課題をお持ちでしたら、ぜひGyro-n にご相談ください。口コミ獲得支援(キキコミ)、返信運用の効率化(AI返信アシスト)、法規制に準拠した安全な対応まで、ホワイトハット型のソリューションでサポートします。

集めた顧客の声をAI検索時代の集客資産に「キキコミVOC」

集めた口コミは、Googleマップだけでなく自社サイトの集客資産としても活かせます。ChatGPTやGeminiといったAI検索の広がりを背景に、公式サイトに載ったお客様の声を参考に店を選ぶユーザーが増えています。口コミを"集めて終わり"にせず自社サイトにも蓄積しておくことが、これからの集客の差になります。

キキコミVOC

その最適解が、Gyro-nのキキコミVOCです。キキコミで集めたお客様の声を、AIが理解しやすい形で公式サイトに蓄積します。MEOで築いた信頼を、AI検索(LLMO/GEO)時代にも通用する自社サイトの資産へ。これがローカル集客の次の一手です。

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この記事を書いている人

ユニヴァ・ジャイロン:向井 重文

Gyro-nデジタルマーケティングエンジニア:向井 重文

自社サービスGyro-nシリーズのマーケティング、SEOを統括する傍ら、自らの経験からSEO担当者の業務負担を軽減するSEO管理プラットフォーム「Gyro-n SEO」を企画・設計。2016年よりセミナー講師としても活躍中。

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