SEO対策キーワードを選定するためのポイント・見つけ方

2015/12/16
  • SEO

SEO対策では対策キーワードの選定は非常に重要です。
選んだキーワードがユーザーニーズとマッチしていなければ、時間をかけて検索順位を上げ流入は増えたけれど、コンバージョンに結びついていない!という残念な結果となりかねません。

ここでは、対策キーワードを選ぶ際の考え方と、見落としているポテンシャルの高いキーワードを見つける方法を解説します。

1.SEO対策キーワードは、1ページに対して1つが基本

欲張って、1ページに対してあれもこれもとたくさんのキーワードで検索上位を狙おうとすると、結果的にどのワードに対しても評価が得られず上位表示が難しくなるという本末転倒なことになってしまいます。

キーワード選定は、単ワード、掛け合わせの複合ワードに限らず、シンプルに1キーワード・1テーマで攻めるようにしましょう。

キーワード設定は、1ページに対して1キーワードが基本

2.ターゲットキーワードの選定方法

ユーザーがそのコンテンツを探すときにどのような言葉や単語を入力して検索するか?というものを選ぶことが大前提ですが、ユーザーのウェブサイトへの接触ポイントは一つとは限りません。

ユーザーがどのようなタイミングで、検索行動を起こすのかを一度しっかり落とし込み、行動タイミングに沿ったキーワード候補を選ぶようにしましょう。

例えば弊社の場合、EFOツールを提供しています。
EFOツールを検討するペルソナの簡単なカスタマージャーニーマップに近いものを想定し、検索行動の動きを落とし込みます。

プロセスペルソナの意識・行動想定キーワード
問題発見 なかなかコンバージョンが増えないな。
何を改善したら良いのだろう?
サイト改善
コンバージョン改善
原因究明 コンバージョン率を上げるには、直帰率や途中離脱を減らすことが大切みたいだ。

 

途中離脱 原因
直帰率 改善
改善策 そうか、フォームで離脱しているユーザーが多いのか?調べてみよう。 フォーム改善
入力支援ツール
EFOとは?
ツール認知 EFOというツールが便利なようだ。どれくらい効果があるのだろう? EFO 事例
EFO 効果
導入比較 どのEFOを利用すれば良いのだろう? EFO 比較
EFO おすすめ

簡単な情報収集プロセスの例ですが、問題、原因究明、改善策、ツールの認知から導入までのユーザーとウェブサイトの接点を細かく洗い出し、ペルソナの意識や行動から想定されるキーワードとコンテンツをマッチさせていくことで、より見込みの高いユーザーをサイトへ流入させることに繋がります。

きめ細かく購買行動を落とし込むためにはこのカスタマージャーニーマップをしっかり作成し、キーワードを見つけていくことでターゲットキーワードが鮮明になります。

3.キーワードの検索ボリュームを確認する

洗い出したキーワードの検索ボリュームを確認し、どれくらい検索されている人気ワードなのかを確認します。

当たり前ですが、検索ボリュームがあまりにも少ないとそもそもユーザーの流入は見込ません。
反対に大きすぎると、競合サイトが多く存在するため、上位表示の難度が上がり難しくなります。

あくまでもバランスが大切ですが、
キーワードは、検索ボリュームがほどほどにあり、競合サイトが少ないものが一番の狙い目といえるでしょう。

検索ボリュームの確認は、Googleが提供しているキーワードプランナーで行います。

キーワードプランナーで「不動産」の検索ボリューム確認の例

キーワードプランナー検索ボリューム

キーワードのボリュームや競合性を判断するために、
ビッグワード、ミドルワード、テールワード(ロングテールワード)などの名称で呼ばれます。
便宜状使われる言葉で定まった定義はありませんが、おおよその範囲は以下と捉えて問題ないと思います。

種類月間検索ボリューム競合性
ビッグワード 5万~10万、それ以上
ミドルワード 1万~5万程度
テールワード 数千~1万程度 低~中

※キーワードプランナーは、リスティング広告を出稿するためのサポートツールです。利用する場合は、あくまでも一つの判断指標としてご利用ください。

※数万の検索ボリュームでも競合性が高い、また入札単価が高いキーワードはビッグワードと捉える場合もあります。

また一般的にビッグワードは、単体ワードのものが多いですが、ビッグワードをさらに細分化(2種類以上の掛け合わせ)することで、狙いやすいミドルワード、ロングテールワードになります。

キーワードを程よく細分化することで、ユーザーの目的が明確になり、コンテンツとユーザーのマッチ度も高くなり、コンバージョンに繋がりやすくなります。

ビッグキーワードを細分化し、より目的が明確なテールワードにしていく図

4.キーワードの検索クエリタイプを理解する

キーワードを選定する上で、検索クエリのタイプを理解しておく必要があります。
検索クエリには大きく3種類のタイプがあります。

4-1.Doクエリ

ユーザーが何らかのアクション(商品購入、資料請求、会員登録、ダウンロード等)をするために利用するキーワードです。
直接コンバージョンに繋がりやすいキーワード群と言えます。
トランザクショナルクエリ(取引型)とも呼ばれます。

4-2.Knowクエリ

ユーザーが何らの問題に対して、知識や方法、ノウハウなど情報を集めるために利用するキーワードです。
例えば、レシピ、価格、スペック、言葉の意味など。
インフォメーショナルクエリ(情報型)とも呼ばれます。
コンテンツSEO、コンテンツマーケティングで重要視される部類です。

4-3.Goクエリ

ユーザーが特定のブランドやウェブサイトを見つけるために利用するキーワードです。
例えば、楽天、Amazon、Yahoo、Facebookなど。
ナビゲーショナルクエリ(案内型)とも呼ばれます。

検索エンジンはキーワードに対してクエリタイプに合った検索結果ページを表示しようとします。

検索エンジンが検索結果に表示している上位ページはどのクエリタイプが多いのかを確認し、タイプに沿ったコンテンツにしていくことで上位表示に繋がりやすくなります。

もちろんクエリタイプに当てはまらない場合や、どちらとも捉えられるキーワードも存在します。
その場合には、複数のクエリタイプの検索結果を表示することもあります。
QDD(Query Deserves Diversity)アルゴリズムと呼ばれます。

検索クエリのタイプ(Doクエリ、Knowクエリ、Goクエリ)の違い

5.キーワードを選定、見直しする場合のポイント

  • ユーザーがどのような意図・目的を持ち、どういったタイミングで検索されるワードなのか?
  • 検索ボリュームは少なすぎないか?
  • キーワードをさらに細分化できないか?
  • 自社コンテンツは検索エンジンが多く表示しているクエリタイプとマッチしているのか?

ユーザーニーズと検索エンジンの特性を良く理解し、キーワードの選定・見直しを行うことが大切です。

キーワードはユーザーの意図・目的・行動と検索クエリのタイプ、検索結果のクエリタイプなど全体をより理解して見直すことが大切

6.流入ポテンシャルの高いキーワードを見つけるには?

流入頻度が高く見込めるキーワードを見落としていないか定期的に見直してください。

見直すには「Google Search Console」の「検索アナリティクス」から抽出します。

ポイント

検索アナリティクスは過去90日間のデータしか保存がされていません。
そのため、定期的にデータをダウンロードしておくことをおすすめします。

表示回数の多いキーワードでクリック数(流入)の少ないキーワードを探します。

表示回数が多いということは、それだけ検索されているニーズの高いワードです。
しかし、クリック数が少ない場合は、検索順位が低いことが原因である可能性が高いですが、キーワードによっては、対象となるコンテンツがマッチしていないために、検索順位が伸びずサイト流入へ結びつけられていないことが考えられます。

キーワードプランナーで「不動産」の検索ボリューム確認の例

表示回数が多くクリック数の少ないキーワードは、
ユーザーニーズの高いにも関わらず対策できていないキーワード候補

それらのキーワード群の中から、自社コンテンツのニーズにあった表示回数の多いキーワード選び、しっかりとSEO対策を行っていく必要があります。

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