Googleビジネスプロフィールを多言語(英語・中国語)で表示させる方法

2022/06/24 向井 重文
  • ローカルSEO

Googleマイビジネスは、2021年11月に「Googleビジネスプロフィール」に名称変更されました。

外国人旅行者を店舗集客のターゲットとしている場合は、ユーザーの母国語で店舗情報を表示し、認知度を上げることが重要です。

日本語が自由に話せない旅行客にとって、店舗情報が母国語で案内されていることで安心感につながり、集客効果が期待できます。

ここでは、インバウンド向けMEO対策の一つとして重要な、GoogleマップやGoogleビジネスプロフィールのビジネス名を英語・中国語など多言語で設定する方法と、多言語で検索された場合の検索順位の取得方法を解説します。

ビジネスプロフィールの情報は、ブラウザの言語設定に連動する

通常、私たちが日本で利用している場合は、デフォルト言語が日本語に設定されており、Goolgeマップの検索結果は日本語で表示されています。

しかし、母国語が外国語の場合は、言語が外国語に設定されており、検索結果はその言語で表示されますが、Goolgeビジネスプロフィールには日本語以外の多言語で設定する仕組みがありません。

様々な言語で、正しいビジネス情報を表示させるには、Googleマップで言語設定しておく必要があります。

ビジネス名が多言語で設定されていない場合のリスク

訪日外国人などを主なターゲットとする業種・店舗では、外国の方が実際に検索に使う言語で表示される検索結果を調査する必要があります。

通常GoogleマップやGoogle検索では、ビジネスプロフィールの多くの情報が自動翻訳されますが、ビジネス名は自動翻訳されません。

そのため、ビジネス名を多言語設定をしていない場合は、外国語で検索しても日本語の店舗名が表示されるため認知されにくく、集客の機会損失が発生してしまいます。

例えば以下の例では、地域名近くの「izakaya」を検索した場合、ローカルパックにランキングしているものの、日本語の店舗名で表示されており、外国人にとっては、ユーザーフレンドリーではなくなるため、来訪してもらえない可能性が高くなります。

英語環境で「izakaya」を検索した場合の例英語環境で「izakaya」を検索した場合の例

Goolgeビジネスプロフィールの情報で自動翻訳されない項目

Goolgeビジネスプロフィールの設定項目で自動翻訳されない項目は以下となります。

  • ビジネス名※
  • 住所の番地以下(ビル名など)
  • ビジネスの説明
  • 商品(商品カテゴリ)
  • メニュー
  • サービス

※ビジネス名は自動翻訳される場合もありますが、正しくない翻訳になっている場合があります。

ビジネスプロフィールの項目で自動翻訳されない箇所
ビジネスプロフィールの項目で自動翻訳されない箇所

これらの項目の中で、ビジネス名のみ個別の言語に設定が可能ですが、それ以外は言語設定することはできません。

ビジネス名以外の情報を外国の方にも理解してもらうためには、メニューや商品などは英語を併記するなどして対応し、安心して店舗に来訪してもらえるようにしておくと良いでしょう。

Googleマップのビジネス名を英語表記にするには

Googleビジネスプロフィールには多言語管理のしくみがありませんが、Googleマップ上にはビジネス名の言語テーブルが用意されており、直接編集することで多言語表記ができます。

※以前はGoogle検索のナレッジパネルから別の言語設定の変更が可能でしたが、現在は、Googleマップのみでしか行えません。ご注意ください

Googleビジネスプロフィールの店舗名(ビジネス名)を英語に設定する手順

  1. Googleマップで自店舗を検索する
  2. Googleマップのメニューから言語を選択する
  3. 言語を選択画面から、英語(English Unitied States)を選択する
  4. 「Suggest an edit」をクリックし、「Change name or other details」をクリックする
  5. 英語のビジネス名フィールドに入力する
  6. ビジネス名が英語に切り替わる

それでは一つひとつ手順を説明していきます。

自店舗のビジネス名の英語表記が正しいか確認する

まずは、言語設定を英語モードに変更し、自店舗のビジネス名がどのように表示されているかを確認しましょう。

Googleマップで、自店舗を検索します。
通常、Googleビジネスプロフィールの登録情報と同じく日本語のビジネス名が表示されます。

Googleマップのナレッジグラフ(ビジネスプロフィール)
Googleマップのナレッジグラフ(ビジネスプロフィール)

次に、言語設定を英語に切り替えて確認します。
Chromeブラウザの場合、左上「メニュー」から「言語」をクリックします。

Googleマップのメニューの言語設定
Googleマップのメニューの言語設定

「言語の選択」が表示されるので、「English(United States)」をクリックします。

※ここでは英語の設定をしていますが、その他、中国語や韓国語など必要な言語で個別に設定できます。

Googleマップの「言語を選択」画面
Googleマップの「言語を選択」画面

英語(English(United States))モードに切り替わりました。

英語(English)モードのナレッジグラフ(ビジネスプロフィール)
英語(English)モードのナレッジグラフ(ビジネスプロフィール)

ビジネス名は英語ではなく日本語表記の状態となっています。
この状態では外国の方が検索した場合に英語で認知してもらえない状態です。

※自動的にビジネス名が英語に翻訳されている場合もありますが、実際に外国の方に認知させるべき、正しい英語のビジネス名になっているかを確認してください。
単純に直訳したような英語で表示される場合もあります。

それでは、ビジネス名が英語で表示されるように設定を進めます。

ビジネス名が英語で表示されるように設定する

登録情報の修正を行うため、ビジネスプロフィール管理者アカウントでログインしてください。

※管理者アカウント以外で修正すると「情報の修正を提案」する形となるため、情報が更新されるまでに時間がかかる場合があります。

情報を修正を行うため、「Suggest an edit」をクリックします。

Suggest an edit
「Suggest an edit」をクリック

「Change name or other details」をクリックします。

「Change name or other details」をクリック
「Change name or other details」をクリック

「Place name in English(required)」と記載された英語名フィールドが表示され、英語表記の名前を入力し「submit」します。


「Place name in English(required)」に英語のビジネス名を入力
「Place name in English(required)」に英語のビジネス名を入力

サンクス画面が表示されるので「DONE」をクリックすると情報が更新されます。
(審査により更新されるまで時間がかかる場合があります)

「Thanks for improving Google Maps!」
「Thanks for improving Google Maps!」

ビジネス名の英語登録は以上で完了です。

先程の、英語モードのGoogleマップで確認すると、言語テーブルに設定したビジネス名が表示されています。

ビジネス名が英語で表示される
ビジネス名が英語で表示される

Google検索で確認すると、英語と日本語が併記された状態で表示されます。

Google検索では、英語と日本語が併記される
Google検索では、英語と日本語が併記される

言語テーブルを変更した場合の注意点

Googleマップでビジネス名の言語テーブルを設定した場合、その名前がGoolgeビジネスプロフィール上のデフォルトのビジネス名に設定されるので、ビジネスプロフィール管理画面のビジネス名を元の日本語に戻しておくようにしてください。

※Googleマップ上の日本語のビジネス名データは消えてはいません。

言語テーブルを変更した場合は、ビジネスプロフィール管理画面からビジネス名を日本語に戻す必要がある
言語テーブルを変更した場合は、ビジネスプロフィール管理画面からビジネス名を日本語に戻す必要がある

中国語など含めた多言語でビジネス名を設定する方法

インバウンド向けに最適化するには、ターゲットユーザーは中国・台湾・香港など中国語圏からの訪日客である場合が多いため、英語はもちろんですが、中国語(簡体・繁体)などにもしっかり対応しておきましょう。

ユーザーの言語に対応することでフレンドリーな印象を与え、集客につながる可能性が高まります。

他にも韓国語、タイ語、ベトナム語など、来店が想定される様々な集客ターゲットに合わせ、できるだけ多くの言語で最適化するようにしましょう。

どの言語であっても設定方法は英語モードでの変更で解説した方法とく同じです。

Googleビジネスプロフィールのビジネス名を中国語(中文(简体))に設定する場合

ビジネス名を中国語(中文(简体))に設定する場合
ビジネス名を中国語(中文(简体))に設定する場合

Googleビジネスプロフィールのビジネス名を韓国語に設定する場合

ビジネス名を韓国語に設定する場合
ビジネス名を韓国語に設定する場合

各国語で修正をした後はビジネスプロフィールのビジネス名表記が修正直後の言語に変換されてしまうので、必ず日本語に戻しておくことが共通する注意点です。

Googleマップは非常に多くの言語モードで設定が可能です。
英語以外にも、欧州圏であれば、スペイン語、フランス語、イタリア語、ドイツ語など、アジア圏であれば、中国語の他、韓国語、タイ語、ベトナム語など、できる限り最適化しておくとよいでしょう。

外国語・多言語検索でのMEO順位をチェックする方法

通常、マップ検索順位は、日本語で検索された場合の検索順位を取得する仕様ですが、MEOツールのGyro-nでは、多言語で検索した場合の検索順位を取得することができます。

Gyro-n MEOによる多言語検索(英語モード)の順位チェック
Gyro-n MEOによる多言語検索(英語モード)の順位チェック

検索結果画面(SERPs)も確認できます。

英語検索した場合の検索結果プレビュー画面
英語検索した場合の検索結果プレビュー画面

多言語で検索順位を取得する場合は、キーワード追加画面で、言語を指定します。

MEO機能、検索言語を指定したキーワード追加
MEO機能、検索言語を指定したキーワード追加

デフォルト言語の日本語以外を選択した場合は、キーワードの後ろに「@設定言語」が表示されます。

検索言語を指定したキーワードの表示
検索言語を指定したキーワードの表示

まとめ

インバウンド需要の拡大に合わせ、訪日外国人の集客獲得には、外国語に対応したMEO対策を進めておく必要があります。

ビジネス名の多言語最適化は、インバウンドMEOにおいて最重要の施策ポイントです。 必ず設定するようにしてください。

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この記事を書いている人

ユニヴァ・ジャイロン:向井 重文

Gyro-nデジタルマーケティングエンジニア:向井 重文

自社サービスGyro-nシリーズのマーケティング、SEOを統括する傍ら、自らの経験からSEO担当者の業務負担を軽減するSEO管理プラットフォーム「Gyro-n SEO」を企画・設計。 2016年よりセミナー講師としても活躍中。

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