MEOとは?マップ検索結果にランキングさせるMEO対策のポイント

2019/01/28
  • SEO

1.MEOとは?

MEOはMap Engine Optimization(マップエンジン最適化)の頭文字をとった略称で、地図アプリ(主にGoogle Map)で検索をかけられた際に表示される一覧で、上位表示を目指して行う一連の最適化施策を指します。

Google検索の結果に地図が表示される「ローカルパック」での最適化も合わせてMEOと呼んでいいでしょう。

Google MAP検索結果(左)ローカルパック(右)の表示例
Google MAP検索結果(左)ローカルパック(右)の表示例

2.検索結果に地図情報が表示されるしくみ

まず、Google検索のローカルパックの表示のしくみを解説します。
Google Mapでの検索のしくみもこれと大きく変わるものではありません。

検索キーワードが地域や場所に影響を受けるタイプのキーワードである場合、通常の検索結果画面の上部に地図情報とその近くの関連スポットのリストからなる「ローカルパック」が表示されます。
このような検索キーワードを「ローカルキーワード」と呼びます。

ローカルキーワードの例

例えば、「六本木+ラーメン」といった地域ワードと掛け合わせたものや、「歯科」「居酒屋」「美容室」「英会話」など、キーワード自体が地域との関連性が高い店舗・施設系のキーワードです。

ローカルキーワードと検索結果の例
ローカルキーワードと検索結果の例

3.MEO対策の重要性

店舗や事業所を持つ業種では、お客を実店舗へ集客することがビジネスの最重要課題です。
MAPを活用したMEO対策は、商圏内のターゲットユーザーにダイレクトに店舗を認知させることができ、集客拡大につながる非常に優秀な集客チャネルです。

3-1 MEOのメリット

1.優良顧客の集客効果が高い

マップ表示は通常のSEOの検索結果よりも上部に表示されることが多いため視認性が高く、リアルタイムで店舗情報を探している優良顧客の来店や電話での問い合わせ、予約などのアクションにつながる可能性が非常に高くなります。

2.店舗までの地図経路表示により集客に寄与

Google MAP連動により、ユーザーの現在地と店舗までの経路が詳細に表示されるため、検索ユーザーをダイレクトに店舗来店へ結びつけやすくなります。

3.口コミにより店舗の信頼性を獲得できる

MEO検索結果は、後述するGoogleマイビジネスの情報が表示され、ユーザーからの口コミ投稿を得ることで店舗の信頼性を獲得し、集客に繋げられます。

4. SEOに比べ競合性が低く対策しやすい

SEO対策は競合性も高く上位にランキングさせるのは難しい場合がありますが、MEOであれば、SEOに比べ競合性も低く他社に先駆けて対応することで検索上位は狙いやすいと言えるでしょう。

3-2 MEOのデメリット

1.ターゲット地域を持たないビジネスは効果を得にくい

MEOは特定の地域をターゲットとした店舗集客に結び付けるビジネスに向いています。そのため、店舗やターゲット地域を持たない業種、例えばネットショップのみのビジネス等はMEO対策の必要性はないでしょう。

2.ビジネスによっては口コミ投稿を得るのが難しい

飲食店や施設運営の場合は利用者の口コミを得やすいが、業種によっては口コミが得にくいものがあります。また良い口コミばかりではなく、ネガティブ評価の口コミなど投稿される場合もあります。

このように、MEOはデメリットと言えるものはあまりなく、特定の地域をターゲットとしたビジネスには大きなメリットをもたらします。

4.MEOでランキング表示させるには?

Google MAP検索結果(ローカルパック)に自分の店舗・サイトを表示させるには、上位3位以内にランクインさせる必要があります。
まずはGoogleマイビジネスの登録が必須です。

Google MAPにランキングされている店舗はすべて、Googleマイビジネスに登録されている店舗のみです。

MEO対策の手順

  1. Googleアカウントを取得(すでに利用している場合は必要ありません)
  2. Googleマイビジネスの登録(登録時に確認コードによる電話認証があります)
  3. Googleマイビジネスのカテゴリや基本情報を設定し、情報を最適化
  4. 写真や説明文など情報の充実
  5. 口コミや評価レビューの充実

5.MEO対策ポイント① 「しくみと評価ポイント」

MEOではGoogleマイビジネスの情報を最適化・充実させることがまず何よりも重要ですが、それだけでは大きく評価されるものではありません。MEOで評価されるポイントは、2つあります。

1.ローカルSEOの3要素

  • 検索キーワードとの関連性
  • 検索される場所からの距離
  • 店舗や企業の知名度

SEOのローカルキーワード対策であるこの3つの要素が検索順位に大きな影響を与えます。

2.NAP(Name、Address、Phone)の統一

Webサイトの表記とGoogleマイビジネスやその他自店舗を掲載している業種別店舗情報サイト(例:食べログなど)上の表記を統一する必要があります。

特にNAPと呼ばれる次の3つの要素を統一してください。

  • Name:店舗名(会社名)
  • Address:住所
  • Phone:電話番号

それぞれの詳細は、ローカルSEOの対策とチェックポイントにて詳しく解説しています。そちらをご覧ください。

ローカルSEOの対策と評価チェックポイント

評価分散シグナルの使い方とポイント

ローカル検索の仕組みからターゲット地域で検索上位を目指すローカルSEO・MEO対策・評価ポイントについて解説しています。

6.MEO対策ポイント② 「Googleマイビジネスの登録」

Googleマイビジネスのオーナー登録

まずはGoogleマイビジネスに登録します。
https://www.google.com/intl/ja_jp/business/

登録ウィザードに沿って情報を入力します。

6-1.ビジネス名を入力

店舗名・企業名などWebサイトに掲載している名前と同じ文字列で記入します。(Nameの統一)

Googleマイビジネス「ビジネス名を入力」
Googleマイビジネス「ビジネス名を入力」

6-2.ビジネス所在地を入力

こちらもWebサイトに掲載している住所と同様の書式で記入します。(Addressの統一)
ビジネス所在地マップの設定

Googleマイビジネス「ビジネス所在地を入力」
Googleマイビジネス「ビジネス所在地を入力」

6-3.ビジネスカテゴリの指定

マイビジネスに登録されているカテゴリから選択します。
キーワードを入れると関連するビジネスカテゴリが表示されるので、そこから選択します。

Googleマイビジネス「ビジネスカテゴリの指定」
Googleマイビジネス「ビジネスカテゴリの指定」

6-4.連絡先の電話番号とウェブサイトの登録

電話番号もWebサイトに掲載しているものと同様の書式で記入します。(Phoneの統一)

電話番号は必ず店舗の直通電話番号(一般電話番号)で登録します。
市外局番のないフリーダイヤルやフリーコール番号では登録ができません。
フリーダイヤル等の着信課金電話番号には、必ず通常の固定電話番号(裏番号)がありますので、その番号で登録してください。

Googleマイビジネス「ユーザーに表示する連絡先の詳細を入力」
Googleマイビジネス「ユーザーに表示する連絡先の詳細を入力」

6-5.オーナー確認(確認コードの取得)方法の選択

オーナー登録方法は電話と郵送で行えますが、郵送はアメリカからの差し出しとなるため到着まで1ヶ月近い日数がかかってしまうことがあります。よほどの問題がない限り電話で行ってください。

Googleマイビジネス「オーナー確認方法の選択」
Googleマイビジネス「オーナー確認方法の選択」

電話番号への「通話」を押すとすぐに電話がかけられ、自動音声で5ケタの確認コードが案内されます。
その確認コードを登録画面のコード欄に入力、送信することで確認手続が終わります。

以上で、Googleマイビジネスのオーナー登録は完了です。

7.Googleマイビジネスで店舗の詳細情報を入力

MEOで上位表示(ローカルパックに表示される3位以内)させるには、Googleマイビジネスの情報はできるだけ充実させなければなりません。

特にユーザーが必要とする情報には記載漏れがないようにしてください。

Googleマイビジネス「詳細情報の入力」
Googleマイビジネス「詳細情報の入力」

7-1.店舗の営業時間と定休日

店舗の営業時間を登録すると、検索結果に営業中・定休日などの情報が表示されます。
この情報を元に検索ユーザーは来店・電話問い合わせなどをすることになるため、正しい情報を入力してください。

7-2.特別営業時間

営業時間をピンポイントで変更したい場合や、定休日だけれどもイベントなどで特別に営業する場合などの変則的なスケジュールを入力します。
こちらも検索結果画面に表示され、集客に大きな影響を与えます。

7-3.サービスのアイテム

提供するサービスの種類やカテゴリなどの属性を登録します。
セクションにカテゴリ、アイテムに商品や商材を入力します。

例えば歯科医院では、提供しているサービスとしてセクションには「歯科治療」、アイテムには
・インプラント
・矯正歯科
・ホワイトニング
といった診療項目を登録します。
こちらももちろんキーワードの検索対象となるため、丁寧に記載してください。

Googleマイビジネス「セクション・アイテムの追加」
Googleマイビジネス「セクション・アイテムの追加」

7-4.ビジネス情報

ユーザーに訴求する店舗の詳細情報です。最大750文字まで入力できます。
店舗の特徴やサービスの強みなど、できるだけ詳しくユーザーに訴求しましょう。

SEO対策と同様に、検索キーワードや類義語、共起語などを含めることも重要です。

※ビジネス情報エリアには、WebサイトのURLを記述することはできません。

7-5.開業日

ビジネスを開業していることをユーザーに伝えます。将来的に開業する予定の場合でも1年先までの日付を入力することができます。

7-6.写真

店舗の外観や店内の風景、ロゴ、商品、スタッフなど、できるだけ多くの魅力的な写真や動画を掲載するようにしましょう。
検索結果に写真が表示され、アイキャッチとしての効果も期待できます。

全天球カメラによる360度画像なども訴求力があり効果的です。
イメージ訴求の充実により、検索結果への効果だけでなくユーザーの来店へのモチベーションを高める働きもあります。

Googleマイビジネス「写真・動画の追加」
Googleマイビジネス「写真・動画の追加」

8.MEOで上位表示させるポイント

Google Mapの検索順位には、ユーザーからの口コミ情報が影響します。
できるだけ口コミを集めるよう努力することが大切です。

口コミは放っておいても集まるものではありません。
口コミの獲得は地道な営業活動です。来店ユーザーや購入ユーザーに対し、口コミをしてもらえるよう、チラシやメールなどのいろいろな手段を使ってアピールしてください。

Google Mapの口コミ
Google Mapの口コミ

低評価の口コミが投稿された場合

低評価のレビューやクレームなどが口コミに投稿されることもあるかもしれません。
そのような場合はできるだけ丁寧に対応することが望ましいです。

Google Mapの口コミには店舗から返信することもできますので、ユーザーに対して至らない部分があった場合などは丁寧に説明することも大切ですし、クレームのような内容でも相談窓口を案内するなど、きちんと対応している姿勢を示すことが今後の評価に繋がっていきます。

9.ローカルパックにランキングされているかを確認するには

ローカルSEOに対応したSEOツール「Gyro-n SEO」では、特定地域を指定した検索順位が取得できます。

さらに、実際の検索結果画面(SERPs)も記録されているため、検索結果に表示されるローカルパックに自分の店舗・会社の登録情報が正しく表示されているかどうかもチェックすることが可能です。

Gyro-n SEO ローカルパックのランクインチェック機能
Gyro-n SEO ローカルパックのランクインチェック機能

ぜひ、MEO対策を進めて、その結果の検証はGyro-n SEOを活用してください。

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