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営業時間、デリバリー、テイクアウト。COVID-19(新型コロナウイルス)対応状況をGoogleマイビジネスでお知らせする方法

2020/04/16
有我洋祐
  • ローカルSEO Yext
このコラムは、2020年4月16日の時点で更新しています。
状況は頻繁に変わりますので、ここで書かれている内容が異なってしまっている場合も想定されますので、必ずGoogleの公式情報や、識者のTwitterアカウントなど、最新の情報を確認するようにしてください。

COVID-19(新型コロナウイルス)の影響で、休業要請などで営業ができなかったり、外出の自粛で来店客が激減している店舗も多く出ています。
そんな苦しい状況の中でも、臨時休業や、飲食店ではデリバリーやテイクアウトなどを始めて対応されている店舗様も増えてきていますが、そのような特別対応で営業を継続している状況を消費者にお知らせする必要もあります。
このコラムでは、そうした店舗の状況をGoogleマイビジネスを使ってお知らせする方法をまとめています。

営業時間の変更・臨時休業のお知らせ

Googleマイビジネス:特別営業時間の設定画面
Googleマイビジネス:特別営業時間の設定画面

通常の営業時間を変更する場合は、通常の営業時間の設定を変えるのではなく、「特別営業時間」を入力するようにしてください。
「特別営業時間」は、ピンポイントで日付を指定し、その日の営業時間を設定する機能です。
営業時間を一定の期間短縮する、などの場合は、対象となるすべての日の営業時間を設定してください。

また、この機能はCOVID-19の状況下に限らず平常時にも利用できます。
特に、祝日などではGoogleマップの店舗画面やGoogle検索のナレッジパネルには、「営業時間が異なる場合があります」という旨の表示が出されますが、特別営業時間が設定されているとこの表示は出ません。
祝日も通常通りの営業をしている場合も、お店の情報を検索したお客様を困惑させないためにも特別営業時間は必ず設定してください。

Googleマイビジネス:臨時休業
Googleマイビジネス:臨時休業

新型コロナウイルス対応の営業休止要請などへの対応として一定期間臨時休業する場合は、「Google上でこのビジネスを休業または閉業する」のところにある、「休業マークをつける」を設定してください。「閉業マークをつける」や「リスティングを削除」を設定してしまわないようご注意ください。
臨時休業期間が終わったら必ず設定を元に戻してください。
休業マークをつけるとGoogleマップでは「臨時休業」と表示され、お客様にも正確な状況を伝えやすくなります。

Googleマイビジネス:臨時休業を設定した店舗の例
Googleマイビジネス:臨時休業を設定した店舗の例
Yext:臨時休業
Yext:臨時休業

Yext(イエクスト)で臨時休業を設定する

Gyro-nでも取り扱っているYextも、Googleの臨時休業設定に対応しています。 すでにご利用いただいている方はこちらで設定してください。

Googleマイビジネス画面と同様に、Yextのナレッジ・グラフの画面で「臨時休業」のフラグを立てておくことができます。こちらには「閉業」「削除」などの項目は出ていないので誤って店舗を消してしまうことはありません。
また、営業再開日をあらかじめ指定しておけるので、臨時休業の設定を外すのを忘れてしまっても問題ありません。

Yextで設定した臨時休業はGoogleだけでなくFacebookにも同期され、画面に表示されます。

Yext社から共有されている消費動向調査によると、日本国内の食料品店に関しては検索からの電話(78%増)、webサイトへの遷移(38%増)といった行動が急増しているとの報告を受けています。生活必需品への消費者のニーズは高まっており、店舗の営業状況を知りたい検索ユーザーが増えているためと推察されます。
特別営業時間、臨時休業を正しく設定しておくことで、無駄な電話問い合わせを減らすなどにも繋がりますので、ぜひ設定しておいてください。

テイクアウト・デリバリー対応のお知らせ

世界的に店舗での営業が難しくなっている飲食店向けに、Googleが急遽「デリバリー対応」「テイクアウト対応」の属性をGoogleマイビジネスに実装しています(飲食店関連のカテゴリで登録しているビジネス限定です)。

Googleマイビジネス:テイクアウト、デリバリー設定
Googleマイビジネス:テイクアウト、デリバリー設定

UBER Eatsなどでのデリバリーや、店頭でのテイクアウトに対応された飲食店の方は、Googleマイビジネスの画面で、「情報」>「属性」>「食事」に並んでいる属性の「テイクアウト」「宅配可能」にチェックを入れてください。
Googleマップのモバイルのアプリに「デリバリー」「テイクアウト」というボタンが出ていますが、これを押したユーザーには近くの対応店舗の情報が表示されます。

UBER Eatsなどの宅配サービスでデリバリーに対応している場合は、「メニューリンク」などに注文ページのURLも入れておくといいかと思います。

「営業時間の詳細」の項目から、飲食店の場合のラストオーダー時間や、予約注文の受け取り時間など幅広い特別サービスの営業時間を追加できます。

投稿でお知らせする

テイクアウト・デリバリー対応のところでも書きましたが、Googleも現在リソースが限られており、情報の更新の際のレビューや障害対応などに時間がかかっている状況があります。
そのため、属性などをせっかく正しく設定していても検索やGoogleマップに正しく反映されない状況が起こっています。

Googleマイビジネス:投稿
Googleマイビジネス:投稿

属性や営業時間を設定するだけでなく、必ず「投稿」でもお客様に向けて対応状況を文章でアピールするようにしてください。
「投稿」は、通常の投稿やクーポンなどを選べますが、今回のコロナウイルス対応を受けてGoogleでは「COVID-19の最新情報」というタイプを選択できるようになっています。新型コロナウイルス対応として行なっている営業時間の変更、デリバリー対応、テイクアウト対応、店舗での衛生管理、在庫状況などのお知らせは、この「COVID-19の最新情報」を選んでください。

COVID-19の最新情報」の投稿は、Gyro-n SEO(MEO店舗オプションが必要)や、Yext(Proプラン以上の契約が必要)からも可能です。

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