マーケティング専門家集団×開発力【ジャイロン】
ローカルSEO/MEO、Googleビジネスプロフィールに関する質問にお答えします。

ナレッジパネルに投稿ではない「イベント予定」が掲載されているものを見かけます。イベント予定はどうしたら表示できますか?

※実際にGyro-nサポートにいただいたお問い合わせにGyro-nの見解で回答しています。

お問い合わせ

ナレッジパネルに「イベント予定」として催事やセミナー等のイベント一覧が掲載されているものを見かけます。
ビジネスプロフィールで「イベント」を投稿をしても、このように表示はされません。
どうやったら「イベント予定」を表示できますか?

ご相談の「イベント予定」は検索結果・ナレッジパネルにこのように表示されるものです。

ナレッジパネルに表示されたイベント予定の例
ナレッジパネルに表示されたイベント予定の例

この「イベント予定」は主にGoogleが構造化データから収集できた情報を表示しています。

まず、公式サイトのイベント情報を掲載しているページに、そのイベントに関する構造化データを設置してください。
ただし、構造化データを正しく設置したからといって必ず表示されるわけではないことはご理解ください。

構造化データとは?

構造化データとは、検索エンジンがウェブサイトの情報をより正確に理解しやすくなるデータ形式です。
構造化データには対象となる様々なデータの種類やその項目が定義されています。

Googleも様々な種類の構造化データを情報収集に利用しているので、これをうまく活用することでリッチな表現で検索結果に表示(リッチリザルト)できます。
リッチリザルトは通常よりも検索ユーザーに対して視認性も高く、ユーザーに有益な情報を提供できます。

イベント構造化データとは?

イベント構造化データは構造化データの一つで、催事やコンサート、セミナー、試験などの日程や開催場所、時間などを検索エンジンに正しく理解させるために用います。
検索結果にもダイレクトに表示させることができます。

イベント構造化データで設定できる主な項目は以下のとおりです。

  • イベント概要
  • 開催場所
  • 出演者/主催者
  • チケット/予約情報
  • イベント日程の変更

すべての項目が必須ではありませんが、できる限り詳細に記載しておくとよいでしょう。

構造化データの記述方法に関する解説はGoogle検索セントラルのドキュメントでご確認ください。

関連記事:イベント(Event)の構造化データ(Google検索セントラル)

構造化データのデメリット

構造化データは、HTML上のテキストだけでは検索エンジンが認識しにくい情報を正確に伝えられるという大きなメリットがあります。 構造化データを設置すること自体にデメリットは特にありませんが、設置作業についてはデメリットもあります。

構造化データの設置には技術的なハードルが高い

構造化データは定義されている形式(スキーマ)で記述する必要がありますが、これがなかなか複雑で、設置には専門知識が必要です。

エンジニア等の支援がないと難しいこともあり、ある程度の工数もかかることが想定されます。
間違った記述をしてしまってもネガティブな要因にはなりませんが、正しく記載しなければ正確に機能しないため、専門知識がなければ学習コストも発生します。

イベント構造化データを設定しても確実に表示されるわけではない

自サイトにイベント構造化データを正しく設定したとしても、残念ながら100%表示されるとは限りません。

おそらく、構造化データから抽出したイベント情報が検索結果に掲載されるには、そのイベントがある程度の規模で開催されているとか、開催元に実績や知名度があるといった信頼性の高さが求められています。
そのため、構造化データの施策をしても表示されない、ということもありえます。

そこで、作業も簡単で、イベント情報が検索結果に拾われるチャンスを増やす方法をご紹介します。

構造化データの専門知識がなくてもイベント予定を表示させる方法

構造化データを設置できる人的リソースがなくても、諦める必要はありません。

公式サイトに設置できなくても、構造化データが実装されているサードパーティサイトにイベント情報を掲載することで構造化データも合わせて生成され、それが拾われてイベントが検索結果に表示されることもあります。

公式Facebookページのイベント設定を活用する

公式Facebookページがあれば、イベント機能を大いに活用しましょう。

公式Facebookページが店舗のGoogleビジネスプロフィールのサイテーションだと検索エンジンが認識しているのであれば、よりイベント情報がナレッジパネルに反映されやすくなります。

Facebookページのイベント設定画面
Facebookページのイベント設定画面

ナレッジパネルに表示されたイベント名をクリックすると出てくるデータ提供元がfacebook.comであれば、それがFacebookを元にして作成された情報であることが確認できます。

ナレッジパネルに表示されたイベントのデータ提供元の表示
ナレッジパネルに表示されたイベントのデータ提供元の表示

注意点は、公式Facebookページの名前がビジネスプロフィールのビジネス名と完全一致させておくことです。

このような別の媒体とビジネスプロフィールが同一の店舗に関する情報として紐付けられるには、NAP(ビジネス名、住所、電話番号)の情報が一致している必要があります。
詳しくはNAPの統一の解説記事をご確認ください。

構造化データを取り入れているサードパーティサイトにイベントを登録する

Facebookの他にも構造化データを取り入れているイベント情報の告知を扱うサードパーティサイトがあります。
こうしたサイトもFacebookと同様にイベント情報を掲載することで「イベント予定」が表示できることがあります。

もちろん、この場合もNAPを統一してビジネスプロフィールの店舗情報のサイテーション情報として認識させておく必要があります。

以下は、構造化データが取り入れられたイベント告知系サイトの例です。
無料から有料のものまで幅広くあります。他にもたくさんあると思いますが、イベントのターゲットや目的に応じたサイトに掲載してみるのもおすすめです。ぜひ参考にしてください。

構造化データが取り入れられたイベント告知系サイトの例

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