Google順位変動、検索地域別・キーワード別に変動をチェック「Gyro-n SEO lab.(ジャイロンSEOラボ)」

2018/11/01
  • SEO

検索順位は日々変動するものですが、変動の要因は様々であり、検索エンジン(Google)のランキング要因は200以上ものシグナルが存在すると言われており特定することは非常に困難です。

Googleでは、小規模のランキングアルゴリズムの更新が日々行われていますが、ある程度の期間をおいて大きなアップデートが行われるタイミングがあります。

このような検索エンジン側によるアップデートが順位変動の要因であるかどうかを掴むには、検索エンジン全体の変動幅をチェックすることで変動のシグナルを読み取ることができます。

Gyro-nでは、「Gyro-n SEO Lab.(ジャイロンSEOラボ)」を公開し、特定のカテゴリ、地域別にGoogle順位変動幅を測定し、アラート通知することで、いち早く検索エンジンの動きをチェックすることが可能です。

■Gyro-n SEO lab.はこちら
https://seo.gyro-n.com/lab/

■プレスリリースの詳細はこちら
https://www.univapay.com/ja/news/gyro-n_seo_lab/

2018年8月に発生した非常に大きなGoogle順位変動について

2018年8月2日に非常に大きな順位変動が発生しました。(Gyro-n SEO Lab.より確認できます。)
この変動はコアアルゴリズムのアップデートが実施されたことによるものでGoogle側でも公式にアナウンスされております。

同様の大きな変動は今年の3月・4月頃にも発生しており、Googleでは常に検索結果の品質向上を行っていることが分かります。
このような非常に大きな変動の際には、特徴的な動きが見られます。

  1. 比較的順位が上がりにくく、動きの無かったものが順位アップ(ダウン)に繋がる

    コンテンツはしっかり作り込み、内部リンクなども精緻に構築しているが、ある一定の順位のレンジから動きのなかったコンテンツが、このようなタイミングでしっかり再評価されるケースが多いです。
  2. 検索対象ページが入れ替わり、順位アップ(ダウン)に繋がる

    検索キーワードに対するトピックの評価軸や評価ポイントが変化した影響で、検索対象となるページが替わり、一気に順位が動くケースも多くあります。
    検索結果ページの入れ替わりが発生した場合に表示される「評価分散フラグ」が目印です。

このようなタイミングでの再評価の流れに乗り順位アップにつながるよう、コンテンツのチューニング・ブラッシュアップを進めておくことが重要です。

1.Gyro-n SEO lab.の表示方法

Gyro-n SEOをご利用いただいてる場合は、管理画面右上メニューの「SEO lab.」リンクから表示できます。

Gyro-n SEO Lab.の表示方法

Gyro-n SEO Lab.の表示方法

Gyro-n SEO lab.のトップページが表示されます。

Gyro-n SEO Lab.のトップページ

Gyro-n SEO Lab.のトップページ

Gyro-nが選定している9つのキーワードカテゴリのGoogleでの検索順位変動グラフが表示されます。
こちらはPC・スマホ別に確認できます。

  • ホテル・旅行
  • 医療・クリニック
  • 飲食
  • 教育・スクール
  • 金融・保険
  • 士業
  • 就職・転職
  • 住宅関連
  • 美容・エステ

※キーワードカテゴリは、特に地域の影響を受けやすい業種に関連するものを選定しています。

2.Google順位変動幅のチェック

2-1. 順位変動幅とは?

順位変動幅とは、特定のキーワードにおいて、検索順位の前日比との差がどれくらい大きく変動したかどうかをチェックする指標です。

Gyro-nでは、順位変動幅を大まかな指標として捉え、Googleのアルゴリズムの変更など検索エンジン側による変動のシグナルを検知する目的で利用します。

変動幅の値は計測方法により異なるため、どのような仕組かを理解しておかなければなりません。

2-2. Gyro-n SEO Lab.の順位変動幅の計測方法

Gyro-n SEO lab.では、450キーワード(カテゴリ毎に50キーワード)の検索順位を取得、対前日での変動値(前日5位、本日3位なら+2)の平均を出しています。

例) 順位変動幅の計算例

キーワード順位前日比
キーワード1 20 +5
キーワード2 5 +2
キーワード3 6 -3
キーワード4 圏外  
キーワード5 1 +3

この場合の、前日比の正数合計は、「13」
キーワード数は「4」(圏外への変動は除外)
13÷4(前日比変動整数値合計 ÷ キーワード数)= 3.25

変動値は「3.25」となります。

2-3. 順位変動グラフのチェック方法

変動幅グラフ下部の、キーワードカテゴリ名をクリックすると、折れ線グラフの表示ON/OFFが切り替えられます。
初期状態では全てのカテゴリのグラフが表示されていますが、見やすいよう適宜チェックを外しながら確認してください。

全体の変動幅グラフのみを表示すると以下のようになります。
例えばこのようなグラフからは、直近の数日間で変動幅が日々大きくなっているタイミングであることが読み取れます。

キーワードカテゴリの順位編幅グラフ

キーワードカテゴリの順位編幅グラフ

いくつ以上を「大きな変動値」と捉えるかは一概には定義できません。
グラフの動きから、平均的な変動値より、どの程度変動幅が大きくなっているかをポイントとしてグラフの動きを確認してください。

3.Google変動幅アラートメール

Gyro-n SEOをご利用の方(Gyro-nアカウントをご登録いただいている方)は、順位変動幅のしきい値を設定することで、しきい値を超える変動が起きた日にアラートをメールで受け取ることができます。

アラートのしきい値は、デフォルトで「4.8」に設定されていますが、どの程度の変動をアラート対象として設定するかは適宜ご自身で調整してください。

アラートメールは、右上メニュー「SEO設定」から設定できます。

アラートメールは、右上メニュー「SEO設定」から設定

アラートメールは、右上メニュー「SEO設定」から設定

Gyro-n SEOのSEO設定画面

Gyro-n SEOの「SEO設定」画面

「順位変動幅をメールで受け取る」にチェックを入れます。

しきい値設定はデフォルトのままでも構いませんが、アラートの対象とする変動幅を自由に設定することができます。
しきい値を超えた日に以下のようなアラートメールが送付されます。

Google変動アラートメールの内容

Google変動アラートメールの内容

4.カテゴリ別キーワードのチェック

Gyro-n SEO lab.のグローバルメニューには、キーワードカテゴリが表示されています。
気になるカテゴリを絞り込んで確認することができます。

キーワードカテゴリの順位変動幅

キーワードカテゴリの順位変動幅

4-1. 選択したカテゴリと全体平均の変動幅グラフ

全体平均に対して、カテゴリ別にどのように変動が発生しているかをチェックします。
こちらのサンプルからは、医療・クリニック関連のキーワードが、全体平均に対して、より大きく変動していることがうかがえます。

4-2. 特定キーワードのチェック

キーワードカテゴリページでは、左メニューにそのキーワードカテゴリで調査対象となっている個別のキーワードが表示されています。
※キーワードは、Gyro-nが独自に選定しています。

左メニューの個別のキーワードをクリックすると、地域ごとの順位や、検索結果画面(SERPs)の違いなどを確認することができます。

ローカル順位チェックのポイント

Gyro-nでは、Google順位変動幅を追うだけでなく、検索地域が異なることで同じキーワードを検索した場合でも、検索結果にどのような差異が発生しているのかを調査することが重要と考えており、その調査データをGyro-n SEO lab.で公開しています。

自社のSEO施策を進めているキーワードが、地域に影響を受けやすいローカルキーワードであるかを見極めるためには、エリアによる検索結果に違いはないか、自社のターゲットユーザーのいる地域で実際にどのような検索結果が表示されているのかを分析する必要があります。

4-3. 検索結果ページの比較

キーワードを選択すると、通常の検索結果(※)と地域指定された検索結果との比較データも表示されます。

※通常の検索結果:地域を指定しない条件でGoogle検索した順位とSERPsとを取得しています。

デフォルトでは、比較地域は「大阪」が表示されています。
国内主要エリアが選択できます。適宜、地域を切り替えて内容の差異がどのように現れているかを確認してください。

※検索地域は、全国から札幌・仙台・新潟・東京・名古屋・大阪・広島・松山・福岡・那覇の10地域をGyro-nが選定しています。選定基準は都市圏の人口だけではなく地域の偏りも考慮しています。

※各都市の市役所(都庁)近辺で検索したことを想定した地域情報を使っています。
そのため同じ都市内であっても実際に検索してみた場合に結果が異なることはあり得ます。

検索結果ページの比較

検索結果ページの比較

4-4. 検索結果ページの比較グラフの見方

検索結果ページの比較グラフは、通常の検索結果と地域指定した検索結果とを比較して、上位20位までにどの程度異なったページがランクインしているかを表したものです。

  • 黒:どちらの検索結果にも20位以内にランクインしているウェブページの数
  • 青:どちらか一方の検索結果のみ20位以内にランクインしているウェブページの数

上記サンプルでは、青い部分がほとんどを占めることから、地域情報が加わった検索結果は、ほとんど別物といえるほど結果が異なっていることが分かります。

つまり、このキーワードでは地域により検索結果が大きく異なるため、通常の順位チェックだけでは不十分であり、ターゲットとしている検索地域での結果をチェックする必要があります。

ターゲット地域で自社ウェブページがしっかりランクインしているかを確認しなければ、正しく順位・検索結果を調査しているつもりでも、実は全く施策ができていないと言えます。

4-5. 検索結果画面(SERPs)の見方

キーワード詳細画面では、通常の検索と各地域での検索との検索結果画面(SERPs)の比較を、上位20位まで確認できます。

検索結果画面(SERPs)の比較画面

検索結果画面(SERPs)の比較画面

左側が通常の検索結果、右側が地域指定している検索結果内容です(サンプル画面は大阪の場合)

検索結果画面(SERPs)の順位比較

検索結果画面(SERPs)の順位比較

通常の検索結果でランクインしているウェブページの右側に、比較地域での検索結果との順位比較が表示されます。
比較地域でもランクインしている場合は順位差の値が表示されており、比較地域でランクインしていない場合は「20位以下圏外」と表示されます。

ウェブページにマウスオーバーすると、比較対象側で同じページがハイライト表示されます。
同じページがどの位置にランクインしているかを視覚的にチェックできます。

Gyro-nにログインすることで、当日だけでなく過去の検索結果データも見ることができます。

Gyro-nは無料で始められます。アカウントをお持ちでない方は新規に登録をお願いします。

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