【必読】インバウンドマーケティングのコツはCMSにあり!
お金を使わないマーケティング
マーケティングソフトウェア「Hubspot」の登場により、「インバウンドマーケティング」というキーワードが広くウェブマーケティング業界に浸透しはじめました。
「インバウンドマーケティング」
簡単に説明すると、サイト訪問者にとって有益なコンテンツを増やし魅力あるウェブサイトとして発信することによって、検索サイトやソーシャルメディアを通じてコンテンツ(会社、商品、サービス)を見つけてもらう、地道で長期的なマーケティング手法です。
つまり、自発的にサイトへ訪れてもらうためのマーケティング手法ですね。
※詳しくは以前のコラム(インバウンドマーケティングという考え方。)をご覧ください
広告を出稿してサイトの集客とコンバージョンアップを図る「アウトバウンドマーケティング」に比べ、お金をあまりかけずにマーケティングできるのも「インバウンドマーケティング」の特徴です。
特に中小企業のマーケッターにとっては、インバウンドマーケティングに取り組むことによりコストが抑えられ、長期的な戦略でマーケティングができるものとして、その価値が改めて認識されています。
CMSは入っているのか?
インバウンドマーケティングを実践するには自社のサービスとユーザーが欲している情報のシンクロを意識したページ作成・コンテンツ追加をする必要があります。
また、SEOの観点から見てもGoogleのパンダアップデートによりコンテンツの品質や情報量が重要視されており、マーケッターはコンテンツ内容や情報量の強化に目を向ける必要が出てきたのです。
※パンダアップデートって?
Googleの検索エンジンによる検索結果の品質を高めるためのアルゴリズムアップデートの名称のひとつです。
主に、コンテンツを評価し、他のサイトのコピーに過ぎないなど、検索ユーザーにとって役に立たないページの評価を下げ、逆に、オリジナル性が高く、ユーザーにとって価値のあるページの評価を高めることで、より有益な検索結果をユーザーに提供する目的で行われるアップデートです。
これと対をなす、人工的なリンクによって検索順位を上げるような過剰なSEO施策を行っているページの評価を下げるアルゴリズムのアップデートは「ペンギンアップデート」と呼ばれます。
そこで重要なのはCMSが既存サイトに入っているのか?ということです。
幾ら良いコンテンツアイデアが練られたとしてもコンテンツアップが制作会社経由だとスピードとコストの両面から満足なインバウンドマーケティングの実践ができるはずがなく、インバウンドマーケティングで特に重要となる魅力的なコンテンツをどんどん増やしてくことができません。
またせっかくすばらしいコンテンツがアップされていてもユーザビリティが意識されていないサイトであればユーザーはコンテンツを見ることにストレスを感じてしまうでしょう。
CMSにはマーケッター自身がコンテンツページ(製品情報やブログ、コラムなど)をHTMLの知識なしに簡単、かつスピーディーにアップする事ができるだけでなく、ユーザビリティを意識したページレイアウトの変更などが簡単にできる製品もあり、魅力的なコンテンツを継続的に作成更新するインバウンドマーケティングにCMSは必須のツールなのです。
マーケティングツールとしてCMSを使いこなす
これまでCMSは自社でサイトを作成管理するツール程度にしか認識されていなかったかもしれません。しかし、これからのCMSはインバウンドマーケティングという言葉とともに、インバウンドマーケティングの「ベースツール」にマーケッターの認識が変わっていくように思います。
最後に、インバウンドマーケティングで活躍できるCMSの機能を幾つか挙げてみましょう。
- ページの作成(ブログ、ランディングページなど)
- ページの公開(時限公開など含む)
- ページレイアウト変更
- スマートフォン対応
- メールマガジン機能
- 会員管理機能
- SEO対応(METAタグの簡単変更、サイトマップ自動生成など)
- アクセス解析機能(アクセス解析ツール連携)
- ソーシャルメディアとの連携機能
- LPO(ランディングページ最適化)機能
- EFO(エントリーフォーム最適化)機能