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今すぐできるエントリーフォームのABテスト実施例

2023/12/20
福浦 茉友
  • EFO
今すぐできるABテスト実施例

フォームの改善を行うには、まずどこがボトルネックになっているかを確認する必要があります。Gyro-n EFOではどの項目でどういうエラーが起きて、どこで離脱しているかを詳細に確認することができるログ解析レポートがあります。そのレポートを使って、計測はもちろん、次につなげる改善策を考え、その施策が効果的かどうかを比較するテストを行うことも可能です。
今回は、そんな簡単に実施できるABテストの施策例をご紹介します。

ABテストとは

Aの施策とBの施策、2つのルールを1:1の割合で配信するのがGyro-n EFOのABテストです。
1ユーザーがフォームに訪れた際に、50%ずつの比率でA or BのEFOルールが適用されたフォームが表示されます。
そもそものUU数が少なかったり、計測する期間が短かったりすると、比率にばらつきが出るので、ABテストを行う場合は、それぞれ500UU数以上あるとよいでしょう。

ABテストの施策例

フォーム自体を改修するのは手間やコストがかかりますが、EFOのアシスト機能を使えば簡単にABテストが可能です。まずはこちらで比較をしてみてはいかがでしょうか。その施策例をいくつかご紹介します。

残数ナビゲーションの有無

入力必須項目があとどれくらい残っているかをフォーム上に表示させる機能が残数ナビゲーションです。
項目数が少なければ、ユーザーにとって入力が簡単なフォームと認識させることができ、フォーム入力のモチベーションを高めることでCV向上につなげることが可能です。逆に項目数が多い場合は、残数が多く表示されるため、ファーストビューで入力の手間がかかると思われる可能性があります。
まずは、残数ナビの有無でどちらが効果的かを比較してみましょう。その上で、もし残数ナビ有の方が優勢であれば、次は項目数を少なく見せる工夫をするのもよいでしょう。
たとえば、(姓)と(名)で項目が分かれている場合、残数ナビゲーションにでは「未完了項目」は「2」と表示されます。これを(氏名)として1つにまとめることで、「未完了項目」は「1」となり、入力項目を少なく見せることが可能です。

残数ナビゲーションの有無

必須背景色別

入力項目を一目見たときに必須とわかるようにするのが必須背景色です。
未入力や入力エラーが残っている状態で色がつき、正しく入力されると元の項目の色(基本的には無色)に戻ります。
この色に関しても、濃い色や薄い色で計測結果は変わってきます。
例えば下記の「赤パターン」のように、背景色を必須マークに近い色に合わせると、フォームに統一感が出るかと思います。反対に「黄色パターン」のような色味でも、ページ内で使われている色を背景色で使うなどで、ページとしてのトーンを合わせたりすることは可能かと思います。

必須背景色別 比較

尚、項目の中に記入例がある場合は、背景色が濃い/薄いで文字が見えにくくなることがあるので、その点も踏まえて色を決めるのがよいでしょう。

入力完了マークの有無

正しい入力が完了するとチェックマークを表示させるのが入力完了マーク機能です。 必須背景色はエラーの際に色がつく仕様ですが、入力完了マークは正しく入力されたことでチェックがつく仕様のため、ユーザーにとっても正しい入力を認識できるわかりやすい表示になります。

入力完了マークの有無

エラーメッセージの吹き出し変更

入力項目にフォーカスしたあと、正しく入力がされていない状態で項目から離れた(フォーカスアウトした)場合に、エラーメッセージの吹き出しが表示されます。入力ミスや未入力をお知らせするアラートで、再入力のアシストもしてくれる機能です。
吹き出し自体の背景色、枠の色、文字色を変更することができるため、アラートとしてしっかり表示させたい場合は赤系の色、フォームの仕様に合わせた色にしたい場合は統一感のある色合いにするのが良いでしょう。

エラーメッセージの吹き出し

また、この吹き出しは表示箇所の変更も可能です。スマホの場合はスクロールすることを前提に項目下に表示させたり、項目下に注意書きなどがある場合は下に表示させると隠れてしまうため、項目上に表示させたりします。
また、エラーメッセージの内容を変更することでユーザーに的確な入力内容を伝えることができるので、メッセージ変更も効果的です。

エラーメッセージの吹き出し2

まとめ

どの機能が効果的かどうかはフォームによって様々なので、ABテストを実施し傾向を見て判断するのが一番よいかと思います。
もちろんEFOの機能だけでテストするのではなく、フォームの改修前後で期間を絞って比較することも可能です。レポート分析とABテストをうまく活用し、CV向上につなげていくことをお進め致します。
まずは、どのようにPDCAを回すか、EFOを導入する前のフォームを基準として施策を考えていきましょう。

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ログ解析レポートから考えられる離脱とエラーの原因について<エラー率編>

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