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ユーザーのニーズが読み取れる。ますます注目されるキーワードマーケティング

2013/12/05
  • LPO

検索キーワードはユーザーのニーズ

わからないことはまずウェブで調べる、ほしいものはまず検索する、こうした行動が広く一般的に行われるようになったいま、検索結果連動広告(リスティング広告)を使ってサイト運営者側がユーザーに対して積極的にキーワードを提案して集客できるようになったこともあり、検索エンジンを利用する機会は増え、その役割は高まる一方です。

こうしたなか、検索キーワードはユーザーのニーズをストレートにあらわした貴重なマーケティングデータとして捉えられるようになり、キーワードに的を絞ったマーケティングはますます注目されつつあります。

言うは易く、行うは難しのキーワードマーケティング

ユーザーのニーズを満たすために検索キーワードに即した情報を提供すること、それは言葉に出すことは簡単でも、実際に行うことは容易ではありません。

検索キーワードにあわせた情報を提供するためには、やはりSEO/SEMは欠かせません。とはいえ、検索エンジン最適化(SEO)は、通常1〜3つ程度のキーワードに対して行われるものであり、すぐには反映されないこともあって、日々サイトを訪れる様々なユーザーのニーズをカバーするには限界があります。

また、それを補うための検索結果連動型広告(リスティング広告)も、リンク先のページで広告内容に即した情報が提供できなければ、ユーザーを最終的なゴールに導くことはできません。

更に、SEO/SEMではカバーしきれていないユーザー、つまり意図しなかったキーワードで訪れたユーザーやSEO対策が施されたコンテンツ内容だけではフォローしきれなかったユーザーなども含め、できる限り多くのユーザーのニーズに応えることが重要になってきます。

しかしながら、それらを実現するために大量のページを作成したり一度構築したサイトを改修し続けたりすることは、更なるコスト増をまねき、費用対効果を高めるどころか逆に顧客獲得単価を引き上げることにつながりかねません。

このように、ユーザーのニーズにあわせて最適な情報を提供しようというキーワードマーケティングは、言うは易く行うは難しなのです。

コンテンツの自動差替えで、コストを抑えたキーワードマーケティングを実現!

前述のとおり、様々な検索キーワードごとにページを大量に作成したり、サイト改修したりすることでユーザーニーズにあわせた最適な情報を提供したとしても、サイトから得られる収益以上にコストがかかってしまっては、本末転倒になりかねません。

しかし、大量にページを作らなくても、また、独自にサイトを改修しなくても、今すぐ検索キーワードに応じてページ内のコンテンツを自動的に差し替えられるとしたらどうでしょうか?

すでにSEOの成果が出ているページで、想定検索キーワード以外のユーザーにも必要な情報が提供することができれば、より多くのユーザーを引き込むことができるようになります。

また、たった一つのランディングページで、検索結果連動型広告(リスティング広告)のキーワードに応じて自動的にコンテンツを差し替えることができれば、余計なコストをかけずにすみます。

これまではとりこぼしていたユーザーを獲得するために、ページ内のコンテンツをユーザーニーズにあわせて自動的に差し替えることによって、コストを抑えながらでもキーワードマーケティングを実現できる方法を紹介します。

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